夏になると、毎年の草むしりが重労働なのよね。。。
だんだん歳をとって屈んで作業するのも大変になってきたし、炎天下の作業も体力的にきつくなってきたし。
お墓を作り直すのは大変だけど、何かいい方法はないのかしら?
実はこの悩み、すっごく多いんです!
墓所内を全面的に石貼りにすれば、もうお墓で草むしりをする必要がなくなりますよ!!
では、実際のケースをご紹介しますね。
炎天下の中、焼けた石の上で草むしりや植木の管理をするのって想像以上に重労働ですよね!
普段なかなか行けない距離にある方は尚更ではないでしょうか?
放っておくと草木の根が石を動かしてしまうケースも多く見られます。
例年お盆が近づきますと、最も多いご依頼がそんなお墓の雑草対策です。
今回はお年を召して草むしりが大変になってきたというお客様のご依頼をご紹介します。
石貼り工事の手順
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よくあるお墓の悩み
目次こんなお墓の悩み、ありませんか?石の風化、劣化植木の管理外柵のいたみ納骨室の水階段の昇降が危険草むしりが大変目地が切れて(はがれて)いる苔でよごれて見える石の変色(光沢がなくなった)『お墓の悩み』 ...
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一般的な施工手順をご説明します。墓所の状態により多少変化はありますがご了承ください。
- 墓所内石塔以外の付属品を一時撤去(過去碑、灯籠、手荷物台等)
- 草木の抜根(根まで抜きます)
- 土抜き(この後の砕石、モルタル、板石の厚み分をすき取ります)
- 砕石入れ
- 転圧(沈まないよう地面を固めます)
- ワイヤーメッシュ敷設(部分沈下を防ぎます)
- モルタルにて石貼り施工
- 目地コーキング
- 付属品を元に戻し、復元
以上の工程になりますが、実際の施工を見てみましょう!
まずは草を刈って下準備
まずは全ての草を抜いて墓所内をきれいにします
付属品の一時撤去
板貼りにするため、墓所内にある付属品を全て一時撤去します
土抜き〜砕石〜転圧
このように板石の厚み、モルタル、砕石分の厚みをすき取っていきます
ワイヤーメッシュ敷設〜モルタルにて石貼り
ワイヤーメッシュを敷設後、全体的にモルタルを流し込み、板石を貼っていきます
石貼り〜目地コーキング
全体的に石貼りをしていきます。墓所内が両横と背面の外柵にぐるっと囲われているため、水たまりができないように入口階段に向かって勾配をとっています。
勾配にするとカロート(納骨室)入口が埋まってしまうため、かさ上げしています。
目地はコーキングですので板石のジョイントから草木の種が侵入する心配もありません。
付属品を復元〜完成
付属品を元の場所に再配置していきます。
せっかくなので接着剤等で補強もしておきました!
これで毎年夏場の草むしりから解放されますね!
石貼り工事の金額
写真にあるような面積(間口2m×奥行き2.5m)程度の石貼り目安になりますが、当店では概ね15万円〜20万円台前半になります。
面積や墓所の状態により左右されますので詳しくはご相談ください。